サキュバスリリィ快楽の聖典
3.サキュバスの誘惑
「で、あんた何しに来たの。」
「しれたことでしょ、あなたの望みをかなえにきたのよ。」
「でも何故?」
「あなたがオナニーしてたからよ。」
「………」
「処であんたは無いでしょ。あんたは。
サキュバスが言いにくかったらリリィでいいわ
淫神サキュバスリリィ!
よろしくね根元始君!」
完全にリリィのペースにのせられてるようだ…
「という訳で、神様が来てあげたわけだから
何か望み無いの?」
いつのまにか
イスの後ろから始を羽交い絞めするように
それでいて優しく肩口から胸元までを抱きしめられている。
何が「という訳」なのかはよくわからないが
望み事を聞いてくれるらしい。
サキュバスが神か悪魔かは今だよくわからないが
どうせ言うのはタダである。
え〜と…
「高校時代A組で片思いだった沙織ちゃんと
付き合いたい。」
「あっそれは駄目。」
間髪入れずという言葉はこのような時に使うのだろう。
ともかく
言うのはタダだが必ず聞き入れてくれる訳ではなさそうだ。
それにしても…
「駄目は無いだろう。駄目は!」
「片思いだった子と付き合いたいって
それってチンコ出しながらいう言葉じゃないわねぇ。」
「………」
ズボンを上げようとそたが
手を抑えられて上げることができない。
「いずれその願いはかなえてあげるわ。
でも、今は駄目よ。今付き合ってもどうせわかれるだけだから。
まっ親心よ。」
もっと器を磨けという意味に聞こえ少しムッとする。
「沙織ちゃんが好きなのは大いにけっこうな事だけど
もっと博愛精神を磨いてもらうのが先ね。」
気にはさわるが、この博愛という2文字だけは
天使の使う言葉だと妙に納得した。
「そうね12人。
まずは12人あなたの性奴隷をつくる事ができたら
その望みかなえて上げるわ。」
言葉が出ない。
リリィの魔力で言葉を封じているわけではない。
しかし言葉に魂が宿る言霊に力があるとすれば、このような現象をいうのだろうか。
もっとも、今回は魔力霊力という類の理屈ではなく
純粋に心理学見地から見るメンタルアタックの結果。
ひらたくいえば「絶句」である。
「12人の快楽の使徒をつのる事ができれば
全ての女性に快楽を与えるサキュバスの地上代行者と認め
あなたの望みを聞き入れて・あ・げ・る。」
始は強烈に博愛精神の意味を取り違えていた…。
「無理なことを言われても…」
女の子に背中からぴたっとくっつかれた状態では
何故だか口調も鈍る。
「なぁに言ってるの。一人では無理に決まってるでしょ。
その為のサキュバスリリィじゃやいの。
安心なさぁい。私の地上代行者に仕込んであげるから。」
「でその代行者ってなんだよ。」
「私のかわり。」
そのままだ…。
「それはあんたの仕事を俺に押し付けようというんかいな。」
「失礼ね。私の仕事は布教活動よ。
まあいいわ、でもあなたにとって悪い話じゃないと思うわよ。
一人で悶々とオナニーやってるよりよっぽどいいわよ〜ぉ。」
(もっとも、後で嫌と言うほどオナニーさせられる事にもなるんだけどね
私の目の前で。。。)
「処でセックスした事ある?」
「いや…まだ…」
「ふぅ〜ん。したい?」
「誰と!」
「わ・た・し・と」
耳元の吐息が脳を痺れさせる。
男としてまったく悪い話ではないという気がしてきた。
「契約する?」
つづく
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